赤目自然農熟は、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」自然の営みに沿った農を実践しながら「学びの場」として開かれています。

入塾・見学・視察・研修などのお申し込みは0595-37-0864(柴田)

赤目自然農塾

赤目自然農塾は三重県と奈良県の県境、室生、赤目、青山国定公園の山並みに囲まれた静かな山の棚田にあります。
「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」自然の営みに沿った農を実践しながら「学びの場」として開かれています。農とは無縁の、都会の老若男女が自給自足や農のある暮らしの夢を抱き、日本の各地から学びにきています。その中でちびっこ自然農は都会の子供たちに虫や草花を愛おしむ心を持ってもらいたい、泥だらけになって体中で思いっきり遊ばせたい。普段食べているお米は農家の方はどんなふう作っているのか、食の大切さを感じてほしい。そんなママ達が立ち上げた塾です。ちびっこ赤目自然農塾では、人が子供に教えるのではなく子供自身が自然を観察してその子の
体験として何かに気付いてほしいと願っています。なるべく子供達の自主的な活動を妨げず、治る怪我、仲直りできる喧嘩は大人は黙ってみていたいと考えています。

お知らせ

概略

・発  足・・・ 1991年3月 (ちびっこ自然農 2011年2月 )
・場  所・・・ 三重県名張市と奈良県室生村にまたがる棚田
・面  積・・・ 約2町7反(8100坪)名張市と室生村の農業委員会の審査を受け、主宰者の川口由一さんの名義で正規の手続きを経て30年〜3年放置された棚田を3年毎の契約更新で、決められた地代で地元の農家よりお借りしています。
・塾  生・・・ 20組のご家族(2011年2月現在) 
・主宰者・・・ 川口由一氏。1939年生まれ。奈良県桜井市在住。専業農家の長男として生まれ、農薬で体をこわしたのをきっかけに自然農 に切り換え26年になります。同時に漢方医学も独学で修め、自然農・いのちの世界を求める人々に応じて、伝え、教え、導いています。赤目自然農塾は、自然農の学びの場として最も古く、氏自らが塾の上にその世界を実現している、他に類のない学びの場として内外に広く知られています。 又、映画「自然農-川口由一の世界」(1997年製作グループ現代+フィオーナ)は、今も各地で自主上映されています。著書に「妙なる畑に立ちて」野草社、「自然農から農を超えて」カタツムリ社、「自然農-川口由一の世界」晩生書房。「子どもの未来と自然農」フィオーナ、他に、小冊子「生命のいとなみ」、ビデオ「妙なる巡りの中で」「いのちのめぐり」などがあります。
・自然農・・・ 自然農の基本は耕さないこと、草や虫を敵にしないことです。田畑の中では、お米や野菜、草や虫、小動物や微生物・・・無数のいのちが別なき一体の営みをする中で、生死を繰り返し、次のいのちへと巡らせます。この完全絶妙な自然の営みと巡りが自ら必要なものを過不足なく用意し続けていきます。田畑に立つ私たちも又、ここに沿うことで平安です。 農薬や化学肥料、堆肥や微生物、機械や施設、石油やビニールなど、何も用いることなく、健康で清浄な、安全で美味な恵みを手にすることができます。最も単純で小労力で栽培でき、環境に一切問題を招かない永続可能な農です。
・運  営・・・ 法人化・組織化をせず、規則・形を定めず、真に深い確かな学びが一人一人の中で成しとげられるよう、塾生に求めることなく、課することなく、自由の中で、自主を基本に、必要な物、人、お金を他に依存することなく、それぞれの自覚と自立自営で成り立っています。塾全体を指導する川口氏、役目を担うスタッフ、自らの学びに徹する塾生、それぞれがその分をつくし、一つになって運営はなされています。川口氏をはじめスタッフは全員無償です。“個々別々で一体”、“自他の別なくいかに他の生命を育てることができるか”、運営は自然農の心を心としています。
スタッフ・・・ 真に深い確かな学びが一人一人の中で出来るよう、又塾がよい学びの場となるよう、運営に携わる20数名のスタッフは重要な役目を担っています。役目を自らのこととして引き受け、その役目が果たせているかどうか、自らを厳しく問い直し、自らの成長をはかりつつ、塾全体を支えています。
・費  用・・・ 学びの場が本来からはずれず、今必要なことをやっていく、ここを基本に塾費を決めず、入塾費や月謝、会費などを徴収せず、運営にかかる費用は、一人一人の事情と思い、自主に任されています。ありのままを受け止められるよう赤目自然農塾基金箱が設置されています。なお、ちびっこ自然農塾は一回の参加につき一家族500円徴収させていただき、農具や苗の購入に充てています。
・その他・・・ お米づくりのスタートは2月からです。集合日の川口さんの説明と実地の指導を受けられたい方はお気軽にお尋ねください。塾の見学はいつでも自由です。入塾の受付け、お問い合わせは随時しています。

赤目自然農塾の運営について

集合日
毎月第2日曜日(12月は第1日曜日)と前日の土曜日。雨天実施。
土曜日・・・・・・・午前11:00集合
田んぼの共同作業を一緒にできる人でします。土手の石積み、畦の作り方、水路の確保、小屋作り、橋作り、木の伐採、動物の害への対策・・・など、田んぼの全体を学びます。共に作業をする中で、一人一人に備わった知恵と能力がよみがえり、養われる楽しい学びです。

日曜日・・・・・・・午前10:00集合 10:30開始
最も大切な日です。毎月の農作業の説明とやり方の実地の指導があります。学びの内容は、田んぼでその場に応じて決めていきます。入塾される方は田畑を決めます。見学される方には塾の案内があります。又、日程や報告、お知らせなど、塾の伝達はこの日に行います。

集合場所・・・・・土、日曜日とも、田んぼ
田畑
自分で場所と広さを決め、その場所で一年を通して実践しながら学びます。自分の場所は自分で面倒をみていくのを基本にしますが、水管理や畦の補修など互いに補い合ってやります。又、一人でできないときは、スタッフや習熟している人が手助けをします。
種
お米と麦は塾で用意します。種は日々の生活の中で栽培され続けることによって確保され引き継がれていく、“自家採種”と、人との出会いの中であちこちに持ち運ばれていく“ゆずり合い”を基本にしています。塾では、塾生で余った種を融通し合い、譲られた種で自家採種できたら元に戻す種子コーナーを小屋に設けています。
道具
鎌と鍬とスコップを使います。形や種類が色々ありますので、田んぼで説明があります。 道具はそれぞれに名前を書いて、常時、小屋に置いておくことができます。大きな道具、脱穀機や籾摺機、唐箕、粉引き機等は塾に備えています。
収穫物
実りはそれぞれに持ち帰り、食され、味われて下さい。翌年の種は忘れずに確保されて下さい。
服装・持ち物
農作業しやすい長袖シャツ・長ズボンで足元は長グツが安心です。帽子、軍手、タオル、くつ下、着替え、それとお茶とお弁当。山の中で近くにお店はありません。
その他
農作業はいつでも田んぼへ来てすることができます。田んぼには本小屋と上の小屋、さらに上の方には小さな道具小屋が二つがあります。いずれも道具の置き場所として、また、着替えたり、食事をしたり、休んだりするのに使っています。本小屋には暖をとるのに囲炉裏がありますが、火の元には十分気をつけて下さい。山火事を出さないため、上の小屋では火は使いません。
また、塾の中は禁煙です。周囲の山に入ることは禁じられています。
山荘の学びと集い ・・・ 毎月集合日の土曜日夕方から日曜日朝まで
山荘は夕方5:00から開かれ、実習田のお米や野菜を使って宿泊者の食事作りと集いの準備をします。川口氏を囲んで夕食を共にした後、自然農の基本と心、その実践を正しく理解し、さらには人生全体に及んでのことを深く理解し認識するために、話す、聞く、思索する、言葉を通して学びます。

※宿泊の利用は毎月集合日の土曜日のみです。共同作業後17時頃車に乗り合わせ、途中で入浴を済ませてから山荘に向かいます。
山荘に直接来られる方は、夕食時間の19時までにお越しください。

【宿泊費】
一泊三食(夕・朝・昼)1500円
車中泊三食(夕・朝・昼)100円
宿泊せずに夕食と集いと学びに参加される方は500円
朝食のみ300円
昼食のみ200円
※事前申込や予約は不要です。

来られた方々と食事や布団等をゆずりあって学びの一夜をともに過ごします。
宿泊人数によっては、十分な寝床の広さや布団の枚数が行き届かない場合も
ありますのでお心づもりください。
寝袋をお持ちの方はご持参ください。
また冬季は寒さが厳しいので、 防寒用の衣類を余分にお持ちください。

赤目自然農塾基金
塾生自らの思いによる基金は、塾全体の塾生一人一人の真摯な学びが支障なくなしとげられるための大切な学びの糧としています。田畑の地代や補修、小屋の建設など、その時その時心して役立てられ、これまで必要なことが過不足なくなされ運ばれてきました。基金の会計は毎年一度9月に報告されます。受付けは、集合日に行っています。振替口座はありません。
《基金の受付》  柴田幸子、澤井久美